昨秋、旧居からの移住の際にキバナイカリソウの大株の一部を連れてきました。新居の、竹やぶの下のがけの陽当たりが確保できそうな…イカリソウは春には陽当たりがよく、夏には朝夕には直射日光が当たってもよさそうですが頭上に木々が生い茂って日中は半日陰になるような環境がいいようですわ…ところに植えておいたのですが、無事に越冬したかどうかは芽が動いてみなければ判らないと、冬の間ずっと案じておりましたが。

このイカリソウは、旧居に引っ越す前の家、長野に引っ越してすぐに、勝手口を出たところにあった雑木のがけに木漏れ日が落ちる様子を見て、ここにイカリソウを植えればたぶん上手く育つだろう、と園芸店でポット苗を求めて植え、ほとんど何の手入れもしないのに毎年株が大きくなり、花芽がひとつずつ増えていくのを楽しんだもの。

その長野の家から旧居への数百キロの引越しの際、イカリソウは株の全てを掘り上げて手元に残した数少ない植物のうちの一つで、木の下に植えた株は旧居でもどんどん大きくなって畳半畳ぐらいの群落になっていたものでした。当地への引越しの際に株の大部分を差し上げた方は、その大きさに驚いておられたのですが、今頃はどうなっているかしらん。

それはさておき。

今年の寒い四月に、イカリソウは月半ば過ぎまでほとんど芽が動いていなかったのですが一週間ほどまえから芽を覆っている赤い皮が割れ、中からつぼみらしいものが見えてきまして。

旧居に六年、その前の長野時代の最初の頃に近くのホーム・センターで求めたのを憶えておりますので、かれこれ12年ほど一緒にいてくれるイカリソウですが、どこでもいつも決まって大型連休が始まる頃に開花していまして。

昨秋に掘り上げて土質の異なるところに植えつけたばかり、冬がそれなりに寒かったことに加え4月は寒い春で、花芽をつけてきたつもりでしたけれど、今年は咲くかしら、と案じておりましたが。

一枚目の画像は、花弁の先が見え始めたイカリソウの花を含んだ芽。

しばらく後には、また黄色い不思議な形の花を咲かせてくれそうですわね、昨年(2009/4/27付けの拙稿「一区切りつきまして」に画像あり)よりはずっと小さな株になりましたけれど。

無事に越冬してくれてよかった、などと。

二枚目の画像は、昨日殻の一部をハサミで切ったところに露出している実の中身に割れ目ができて、中から緑色のものが見え始めた花バスの種の今日の様子。

確かに、芽らしいものが小さなループを描いて水の中に出てきていまして、葉身…葉の本体…はまだ種の中にありながら、茎の一部が先に出てきた感じでしょうか。

画像の向かって右奥に一つある種は、一日ぐらい遅れて生育している感じで、遅れてはいても割れ目の中にはっきり、しっかりした緑色のものが見えていますので、少なくともしばらくは問題なく生育を続けそうですわ。

話、変わって。

昨日降り続いた雨は朝には上がったものの、冷え込みのない朝で暖かな一日になり、気温が上がるかと期待していたのですがにわか雨が降ったり、かなり強い風が一日続いたり、午後の空は曇って気温は期待したほど上がりませんでしたが、午前中の遅い時刻から昼過ぎまで下の商店街まで歩きまして。

昨日の雨に、比較的早く咲いた桜は葉桜になりかかり、ソメイヨシノは満開を少し過ぎてはいるもののまだ十分お花見に耐える姿をしておりまして。

実生のアンズ・ネクタリン・プルーンの幼苗の根鉢をしっかり作るために植え替えようと、ホーム・センターで当座使いたいだけなのであまりしっかりしていないプラ鉢はないか、と探してみましたら、業者が苗を植えつけるポリ・ポットよりは少し丈夫な材質の鉢を見つけることができまして。何といわれているものなのか、通称がわかりませぬが。

先週末に届いたばかりのカトレアの大苗は、プラ鉢にバークで植えられていますが、筆者がムカシ当地に比べればずっと暖かい愛知県で毎年カトレアを咲かせていた頃に使っていた駄温鉢にミズゴケの組み合わせで植えなおした方が水遣りなどの管理が楽かな、と偶然たった一つだけ売れ残っていた今植えられているサイズと同じ6号の駄温鉢を見つけることができまして、できるだけ早く植え替えよう、と確保することにしまして。

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早朝の鳴き声

2010/04/25


連休前の日曜日、家族が出張を控え、我が家は霜で真っ白な早朝から仕事をしておりますわ、放射冷却したのでしょうが4月も下旬の今朝、いくら東京標準よりも少し寒いとはいえ今月の寒さは少し異常ですわね、最低気温は -1度Cまで下がったようですわ、霜注意報など驚きませぬ、ジャガイモを深植えにしておいてよかった、などと今更ながらに。

それでも青空が広がり、陽射しのある晴天の暖かい日になりまして。家の中の植物は開花中を除いてほぼ全て戸外に出し、少しでも日照不足を解消させませぬと。

この頃、家の中にいてよく聞こえる野鳥のさえずりには、カラスのほかにコジュケイ(チョットコイ、チョットコイ)、ウグイス、ウソ(口笛を吹くことを「うそ吹く」といいますが、ひとが口笛を吹いているような)、夜中にはフクロウ(ゴロスケホッホー/ボロ着て奉公)、そしてヨタカ(キョキョキョキョ)、シジュウカラ(ツツピーツツピー)などがありますが。

今朝やっと明るくなった頃布団の中で「テッペンカケタカ」と三声聞いた鳥の声の主は何だったか、と目が覚めたばかりのボウッとした頭でしばらく考えてしまいましたが、「テッペンカケタカ」は「(東京)トッキョキョカキョク」とも「聞きなし…鳥の声を言葉でなぞらえる」することを思い出し、声の主を思い出しまして、ホトトギス!と。

ホトトギスがもう南の国から渡ってきているのですね、まだ桜がやっと満開の当地に、例年通りの新緑の季節を予想して渡って来て、木々の枝先が赤く染まり、芽がやっとほころび始めたばかりの春浅い風景に面食らってはいないかしらん。かれら、托卵性(言うまでもなく、日本ではホトトギス目ホトトギス科あるいはカッコウ目・カッコウ科の4種、カッコウ・ジュウイチ・ツツドリ・ホトトギスは他の鳥の巣に卵を産みつけ、温めてもらい育ててもらう習性がありますわね)が好んで食べるとされるケムシ類はまだまだかれらの食欲を満たすほどいないのではないかしらん。

…などと勝手な空想を巡らすうちに、今週の後半はもう大型連休に入ることを思い出しまして、今月の寒い春にあわせて植物は芽吹いたり花を咲かせたりを足踏みしているように見えますけれど、生き物たち、ましてよその国から渡ってくる渡り鳥たちにとっては、着いてみてビックリで、彼らの都合…相手を見つけ、巣を作り、子育てをする、等々には、一定の期間が必要でしょうからその大前提となる植物の生育が滞っていては厳しい春-夏になるのかしらん。

話、変わって。

昨日昼過ぎに、一週間ほど前にネット注文したカトレアが宅配便で届きまして。

鉢の中央に一本の支柱を立て、バルブを伸縮性のあるビニールのような細いヒモで固定してありまして。

画像、植え込み材料が散らばらないように薄い紙で抑え、細いヒモで固定してある様子。全体は大きな専用の段ボール箱に入れてあり、梱包の手際のよさに驚嘆いたしましたわ。

想像していたよりもずっと立派な株で、大きな新芽が二つ、動き始めた新芽がさらに三つ、仮に全部の新芽が理想的に育てば、手のひらぐらいの大きな白い花が最大10輪も咲くはずですわ。多分今年の冷夏ともうわさされている夏に、そういうことはなかなか期待できないでしょうが。

細いヒモをはずすと、本来のゆったりとしたバルブと葉の広がりを取り戻した株は、バークに植えられていまして。根には問題がなさそうですしこのまま管理すればいいのでしょうが、筆者はカトレアを大ムカシに駄温鉢…上薬のかかっていない素焼きの低い温度で焼いた鉢…にミズゴケで栽培していたことがあり、様子を見て植え替えておいた方がいいかも、などと。

昼過ぎからは、柿の接ぎ木を。

我が家が引っ越してくる前に、太い枝を切り落としたあとから出ている三本のヒコバエのような細い枝に、それぞれ接ぎ穂を用意して接いでみまして、昨日に続き、今回の接ぎ木は、もしうまくついたらいいな、ためしにやってみようという試みでしかないので、どんな結果が出ても仕方ありませんわ。

再度話、変わって。

ほんのいっときになるかもしれませぬが、当「くーろの…」の4月分の記事が一応日付に追いつきまして。なお残っている2009年10月から2010年3月までの記事は、追々公開していけるといいのですけれど。

今日公開した4月分の記事:

2010/4/21 分 「桜咲き始める/ヨモギを摘む」

    4/22 分 「またまた雪が、今年の春はいずこ??」

        4/24 分 「小カブは発芽、ニンジンは発根、そして果樹には…」


筆者のいるまちの商店街は、我が家から山を少し降りたあたりから始まっていて、下に降りると川沿いには桜並木があり、近郊のまちから人が訪れる「名所」になっているのだそうですが、標高差はほとんどないと思われる下の界隈の桜はすでに桜の季節になった、といえそうなぐらい咲きそろってきておりますが。

下の川沿いだけでなく我が家のあるあたりでも日当たりや条件のいいところにあるソメイヨシノがやっと開いてきまして。

折りしも暖かい薄曇りが三日続き、今日は 9度Cから 17度Cと、やっと背中を伸ばしたり戸外での作業が楽しくなるような一日になりまして。

母屋の周囲、新・「趣味の菜園」に発酵させたヌカを撒きましたり、冬の間にしておいたウネの整備の際に地表からはがした雑草の山から、ランの植え替えなどに使うために生きたミズゴケを集めておいたものからゴミや草の根などを除いてを洗いましたり、昨年の暮れに我が家に届いた果樹のうち、仕事場の整備のため、ガラクタが置いてあって場所が空かなかったので鉢に仮植えしたまま越冬したブドウ(ナイヤガラ)の苗木を植えつけましたり。サクランボ、リンゴ、柿、桃の接ぎ木用の枝を、冬の間土の中に埋めて保管しておいたものを掘り出しましたり。

接ぎ木は本来先週ぐらいにはしておくつもりでしたが、今年の寒い春に台木になる木の萌芽が遅れ気味で一日延ばしになっていますが、そろそろ、いくら何でも、と。

近所の空き地…耕作放棄地…に、柔らかそうなヨモギがあちこちに出ていまして、葉が少し大きくなって摘むにはちょうどいいかな…あまり小さいうちだと柔らかいのはいいのですが一定の量を確保するためは長時間かかりますし、大きくなりすぎると硬くて食味がよくなくなってしまいますし…と、小ぶりのザル一杯摘んできまして。洗ってすぐに茹でて水に晒し、絞って包丁でみじん切りにし、ラップ剤に延ばして包み、冷凍しておきまして。草団子や草もち、あるいはお味噌汁に散らして、等々、後の楽しみに、と。

二枚目の画像は、摘みごろのヨモギ。

寒い、寒いと言っている間にも、着実に季節は進んでいるようですわね。


昨夜のニュースで、このところ気温の低い日が続き、野菜が高騰している(たとえば毎日新聞4/14付けの関連記事→「天候:寒暖、ジグザグ 列島上空せめぎ合い」)といっていましたが、確かに、当地も寒い春ですわ。

今朝、ゴミ出しに行くと地面にはうっすらと雪が、ということは昨夜一時的にせよ雪が舞ったということですわね。明けた朝は雨でしたが時折雪模様になり、4月も半ばなのに、と。

画像は、田んぼのあぜのくぼみに雪がところどころ吹き溜まっている朝の風景。

今年、当地は一体いつ本式の春になりますやら。今月初めに水を含ませたキッチン・タオルに包んでラップ剤で覆い、胸のポケットに入れて「抱い」た種、発根したものを用土に蒔き、室内の衣装ケースの中で育苗を始めましたがどうも芽が出てきませぬ、折からの異常ともいえそうな寒暖を繰り返すここしばらくの陽気に、傷んでしまったものがありそうなので、再度種を「抱」き直し、種蒔きをし直すことにしまして。

その、キュウリに続いてカボチャも発根が始まったものがあり、夕方に用土に蒔くことにしまして。どうも発芽しそうにないのでアスパラガスとピーマンも蒔き直すべく、種を抱き始めることにしまして。

明日もう一日最低気温がひょっとすると氷点下に下がるかもしれないとの予報が出ていますが、その後は一応春らしい気温に戻るようなので、今度こそ、何とかなってほしいもの、と。

話変わって、今日公開した4月の記事:

2010/4/3付け 「キュウリを蒔き、ジャガイモを植え付ける」

        4/4付け 「シンビ、二年目のバルブが鍵なのかも??」


全国的に寒い日が続いているようですわね、当地も、郵便番号が筆者の住所と同じところで、今朝未明(0:00)ごろに -10度Cという気温を記録したらしく、たぶん今冬一番の冷え込みになるのでは、と。

明けた朝は夜の間に新しく5センチぐらいの積雪があり、晴れて陽射しはあるものの強い風があり昼近くになっても気温は氷点下のままなかなか気温が上がりませぬが。

いささか寒い中、それでもちょっとした買い物をしに昨年12月の初めに受けた手術後初めて、5km先のホームセンター、スーパーなどが集まった商業施設へ歩いていってみようか、と。無事に往復10kmを歩き通すことができてまずはよかったことでしたわ。

当地、東京標準よりもいささか寒い地方にあり、昨年の秋に引っ越しましたが旧居も新居も同じ県内で、いくつかに分かれる天気予報の区域も同じところに属しますが、両方ともどちらかといえば太平洋沿岸ではなく内陸で、雪国ではありませぬが冬に降るとすれば雪、乾いた雪で風が吹けばいったん地面に舞い降りた雪が再び吹き上げられる「地吹雪」になるぐらいの冬の寒さでして。

もっと寒い地方の皆様には笑われてしまいそうですが、今日は外に出ると、こんな画像が撮影できまして。地吹雪の画像を二枚ほど。

今日は、朝から空は晴れて雪は降っていないのですが、風に舞い上がった地面の雪が煙のように写っていまして。風が強いと、霧がかかったように視界が真っ白になってしまい、何が写っているのか分からなくなってしまい、なかなか難しい被写体だったりしまして。

この白い霧のような風が顔に当たると冷たいこと。

当地の雪は、降り積もったあと、時間が経っても風が吹けば舞い上がるように乾いているので、ものの上に積もった雪を払い落とすと、下は濡れていなかったりしまして、衣服についた雪も、手で払うとすぐに落ちてしまうのは暖地の雪が溶けて水になるのとは一味ちがっていて、始末がいいといえるかも。

さて。その風に乗って再び舞い上がった雪が、積もった雪の表面をこすって「風紋」を作ることがありまして。

強い風の吹くところに降った新雪の表面のいたるところに、細かい、あるいは不思議な風紋が見られ、寒いながら、足元はところどころアイスバーンになり、気をつけて歩きながらも時に見とれ、低温に動作が不安定になりがちな古いデジカメを両手で包んで温めながら何とか撮影したうちの、風紋の画像をもう一枚。

いつもながら、画像をクリックして拡大したものをご覧になったほうが分かりやすいかも。


雨の多い8月、日照時間の少ない今年の夏のいちばん暑い季節を少し過ぎた…当地、東京標準よりも少し寒いこのあたりでは、8月に入るとすぐに朝晩に涼風が立ち、温暖な地方なら「残暑」といわれる時を経ずにすぐに秋めいてきます…かしら、というのも、8月の始めに出張から帰った夜、初めてのカンタンの涼しげな「ルルルルルルルルルルルルルル」の声に気がついたものでしたわ。

セミは、といえば、今日はまだヒグラシもミンミンゼミもそしてもちろんアブラゼミとニイニイゼミも鳴いておりますが、しばらく前からツクツクボウシ…どちらかというと晩夏にかけて声を聞くセミだと思いますわね…も鳴き始めていますから、生きものたち、植物たちは天候がいかにいつもの年とは異なっていても懸命に季節を生きているようで、頼もしいというか、ありがたいというか。コオロギの声も夜にはちらほらと。

我が家の周囲ではなじみの「スイーーーッチョン」とウマオイが鳴き始めておりますが、ハヤシノウマオイのようですわね、ハタケノウマオイという別種はもっと早口に鳴くのだとか、こちらの声は聞いたことがありませぬ、ということは、この二種は住み分けているのだそうですから、我が家は「里」というより「山」に近い環境なのかしらん。

例年はいつ頃から出るのかしら、と古い記事を探してみましたが見当たらなかったものの、今年は8月の半ばからシュウカイドウのつぼみが出始めておりまして。

このシュウカイドウは、数年前に道を歩いている途中、どこかの畑の隅に引き抜いたものがまとめて放り出されていた中からひと株いただいてきたもので、年々株が大きくなったり株の数が増えたりしてきているものですわ。

今年は根塊が歳月を経た分大きくなったこともあるかもしれませぬが、春の初めから旺盛な育ちで、梅雨時から雨が多いせいもあってか、いつもの年よりはずっと早く咲き始めたような気がいたしまして。

画像はシュウカイドウのつぼみ。別の茎から出たつぼみはすでに開き始めているものもあり、秋の終わりまでずいぶん長く花を楽しませてくれそうですわ。トタンの壁を背景に、大きな柿の木の緑陰に数年来植えっぱなしにしてあるだけですが。

話、変わって。

大ムカシ、まだ長野県に住んでいたころに、まちの図書館で市民から要らなくなった本を集め、図書館で廃棄処分にする本も含めて、欲しい人に自由に持ち帰っていいですよ、というイベントがあり、そのときに手に入れたと思しき「オレンジページ・ムック うちで作ると楽しいね! 大好きおやつと手作り食品(1995/9月刊)」を見て、そばボウロを焼いてみまして。

冷蔵庫に、多分一昨年に収穫したと思しき頂き物の玄ソバ…ソバの黒い殻を取り去った白っぽい粒々…があるので、古いほうのコーヒーミルで挽いておきまして。

レシピどおり砂糖70g、卵1個を泡だて器で混ぜたところに、挽き立てのソバ粉40g、小麦粉60g、をふるいながら加えてゴムベラで混ぜ、重曹・水それぞれ小さじ半分を加えて混ぜ、絞り袋に生地を入れて天板に搾り出し、170度に温めたオーブンで20分焼くと出来上がりというものですわ。

生地は、直径1センチほどの丸型に五つ、梅の花のような形に搾り出すと、重曹の作用で膨らんで左右の生地がくっついて花の形になり、おなじみの蕎麦ボウロの形が出来上がるのですが、適当にスプーンでクッキング・シートの上に生地を乗せて少々手間を省略しまして。

試食した家族は、少し甘いかな、と。次回は砂糖を少し減らし、暑い季節がら、おまじないのように塩をごく少々加えて作ろうかしら、などと。


我が家のニワトリ小屋のすぐわきに、なぜかヨウシュヤマゴボウ(=ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属、学名:Phytolacca americana L.)が出てきまして。すでに花が咲き始めていて、毒草であり、秋に巨大化する前に退治してしまうことにしまして。

一体どのようにしてここに生い育つことになったものか、あるいは、ヒトには毒になっても、この実を食べる鳥などがいて、食べた後、フンを落とすなりして種が散らばったものかしら、などと。

すでに人の腰のあたりまであるこの帰化植物は秋まで放っておくと巨大…1.5メートルから2メートルほどにも…ともいえるほどに育ってしまうので、今のうちにクワで根こそぎにして退治することにしまして。

退治してしまってから…。

大ムカシ、図鑑片手に自然観察会などに参加していた頃のこと、明らかに芽が出たばかりにしてはずいぶん大きなこの植物の幼苗を見かけ、観察会の指導をしておられた方に「これは何ですか?」などとうかがったことがあったことを思い出しまして。

この植物は、小さいときは例えばこんなたたずまいですわ:

すでに葉の長さは10センチ以上はあるでしょうか。

二枚目の画像は、ヨウシュヤマゴボウの花。まるでブドウの花のようで白い色をしていますわ。

三枚目の画像は、ヨウシュヤマゴボウの若い実。晩秋には黒っぽい深い紫色になり、子どものころに実をつぶし、色水を作って遊んだ方がいらっしゃるかも。

で。「ヤマゴボウ」というのは、この植物ではなくアザミの仲間「モリアザミ」の根だというのは、しばらく前に書きましたが。

この植物の根や茎葉には毒がある…フィトラッカトキシン(phytolaccatoxin)とフィトラッキゲニン(phytolaccigenin)…というのは定説のようですが、実には毒がないという説があるようですわね。筆者は食べる気にはなりませぬが。試してご覧になる方はあくまでも自己責任で、何が起きても筆者は関知しませぬゆえ、念のため。

※ ヨウシュヤマゴボウが有毒であることについて、ご興味のある方はたとえば: