そういえば、まだ

2007/05/06


コーヒーの入れ方の続き。ずいぶん引っ張るのねぇ、なんて。だから、別の日の記事にしないことにしまして。五月に入ってから、一日分の記事が抜けておりますものね。必ずしも毎日の更新を日課にしているわけではないのですけれど、何となく気になっていたりしまして。

大昔、筆者の実家にはそういえばサイフォン式のコーヒー・メーカーがありました。毎週日曜日の午前10時ごろになると、母は食器棚の角に正座させているサイフォンを取り出して、家族全員が毎週楽しみにしていた番組を見ている居間のソファーのテーブルの上で、まるで儀式のように、アルコール・ランプに火をつけてコーヒーを点てにかかるのでした。

フラスコのような形の二つのガラス製の…さて、何といったらいいのでしょうか…上部には、今考えるとネルの布フィルターを挟んでネジ式に止め、細い鎖を引っ張って漏斗状のガラスの管の下に金属の掛け金を引っ掛けて止め、確かサイフォン式専用に細かく挽いたコーヒーの粉を入れておくのでしたかしらん。

何より、アルコール・ランプに火をつけたり消したりするのが、算数・数学はまったく苦手だったのに理科が何より好きだった筆者にはワクワクするひと時でございました。かなり遅くまで、筆者は紅茶の方が好きで、あまりコーヒーを飲みたいとは思いませんでしたが。

下のガラス製フラスコのお湯が沸騰したところで一旦火を外し、上に漏斗を取り付けて蓋をして再び火をフラスコの下に戻すとお湯が上に登り始め、少しそのままボコボコさせたあとで火を再び外すと、一呼吸おいて、上に上がったお湯はコーヒーになって下りて来る…コーヒーの粉は、途中に挟まれているフィルターで漉されて上の漏斗の中に残る、というのは、なかなか不思議な見世物ですわね。

何年か、母はかなり気を入れて日曜の午前中にサイフォン式コーヒーを点てる習慣を続けていましたが、いつだったか漏斗が割れたことがあり、部品を買い求めてその後もしばらくの間、コーヒーの習慣は続いたのでしたが、そのうちに何か部品に不具合が出て(?)、いつの間にかペーパーフィルターを使ったドリップ式、そのうちにはインスタント・コーヒーをお湯に溶かすだけになってしまったような。

一応は原形をとどめていたはずのサイフォン一式は、その後は食器棚の角にいつまでも正座させられたまま、単なる飾りになってしまっていたような。なぜ、あれまで一生懸命に入れていた習慣を止めてしまったものか、と。あるいは、単に面倒になっただけだったかもしれませぬ。

サイフォン式コーヒーの正しい点て方については、たとえば自家焙煎・深炒り珈琲「ブルーマウンテン」さんの「珈琲教室」などを。

※ 筆者のうろ覚えで書きましたら、途中、スプーンなどで上のフラスコ内をかき混ぜるというワン・シーンを忘れているようですわね。

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2 Responses to “そういえば、まだ”

  1. しろぎり Says:

    編集が終わらないうちに送信してしまったようで...マウス使ってないから感度良すぎて(*_*)
    で続きを...「こだわり」の珈琲店が少なくなったっていうか。いや違うな!古き良き時代を思う
    私が加齢した証拠です(^0_0^) でも自宅にサイフォンとはすばらしい(パチパチ☆)

  2. くーろ Says:

    おけいさん、今晩は。サイフォンのような、およそ面倒なことはめったに始めようとしない母でしたのに、なぜか一時期コーヒーをたてることにこだわっていたのはなぜだったのでしょうか。いつの間にかサイフォン熱は過ぎ、結局母は、自分にとって「一番美味しい」インスタント・コーヒーを探し、時々銘柄を変えてみることに落ち着いたようです。私は、自分でコーヒーを飲み始めてからは、レギュラー→炒り豆→生豆を自家焙煎するという変遷をたどり、ネル・ドリップの方が雑味が少ないなどと聞くと是非試してみなくては!などと。性格の違いですかしらん。…それでは、終わらないうちに送信された分を削除しておきますね。


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